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簿記1級の勉強って、テキストだけで良いのかな?
こんにちは、やぎです。
日商簿記1級を短期合格し、簿記の魅力を伝える発信をしています!
簿記1級を勉強していて、
- テキスト・問題集を一通りやったけど、点数が取れない
- テキストが終わることには、もう最初の方を覚えていない
こんなことはないでしょうか?
「その通り!」と思った方は、簿記1級の勉強方法を理解できていない可能性が高いです。
簿記1級は、簿記2級までの勉強方法を継続していて合格できる試験ではありません。簿記1級の勉強方法を理解して臨む必要があります。
そこで今回は、
- 簿記2級までの勉強方法が通用しない理由
- 簿記1級の勉強方法、お勧め書籍
について紹介していきます。
この記事を読んでいただければ、簿記1級に躓いてしまっている方の助けになると思います!
簿記2級までの勉強方法が通用しない理由
はじめに、簿記2級までの勉強方法が通用しない理由を解説します。
ほとんどの方は、
- テキストを何回も読み込む
- 問題集を何回も解く
- 過去問や実践問題も何回も解く
のように学習を進めていくのではないでしょうか?
簿記2級や学校の試験、大学受験などにおいては問題ありませんが、残念ながら簿記1級ではこの勉強法では合格することは出来ません。
そもそもこの方法で学習するためには、「テキストが完璧であること」が前提にあります。
学校で指定されるテキストは精度が高いものが多いので、なんら問題ありません。また、試験自体の難易度が高くない簿記2級などでも問題はありません。
一方、難易度が高く、試験範囲もとてつもなく広い簿記1級ではそうもいきません。
市販のテキストでは、仕訳や結論の提示までが精一杯で、「なぜそうなるのか」という理論背景まで抑えることができないのです。
簿記1級の勉強方法
では、簿記1級はどのように勉強する必要があるでしょうか。
理論背景を補完できる学術書を、テキストに加えて自身で読む必要があります。
- 学術書から会計の基礎を積み上げる
- 実際の仕訳方法などはテキストで身につける
このような方法が、簿記1級で必勝できる勉強方法になります。

ボクもこの方法で約6ヶ月で合格できたよ!
「急がば回れ」だね♪
お勧め書籍

具体的に学術書って何読めばいいのさ・・・・

じゃあボクが実際に読んだお勧めの学術書(書籍)を紹介していくよ!
財務会計講義 著:桜井久勝
「財務会計講義」は、1994年の第1版発行以来、多くの受験生やビジネスマンに愛読されてきた会計の基本書です。
日本で最も読まれている財務会計のテキストとも呼ばれています。
網羅性と分かりやすさを兼ね備えていて、簿記1級受験生なら必ず読んでほしい一冊です。

ボクもこの本は改訂版が出る度に必ず購入して読んでいるよ!
財務会計・入門 著:桜井久勝・須田一幸
「財務会計・入門」は、初学者や多くの大学生に人気の会計の入門書です。
大学のテキストとしても使われることもあり、とっつきやすいです。
「財務会計講義」よりは易しく、まず最初にという方にお勧めです。
会計のことが面白いほどよくわかる本 著:天野敦之
「会計のことが面白いほどよくわかる本」も長年愛されている会計の超基本書です。
カラーなので読みやすく、さらっと読める一冊です。
基本的な事項が多く書いてありますが、今まで市販テキストだけで乗り切ってきた方にとってはかなり学びになることでしょう。
まとめ:簿記1級の勉強方法を見直してみよう
今回の記事では、簿記1級で躓いている方に向け、
- 簿記2級までの勉強方法が通用しない理由
- 簿記1級の勉強方法、お勧め書籍
を紹介しました。
市販のテキストでは、「なぜそうなるのか」という理論背景まで抑えることができない
そのため、理論背景を補完できる学術書を、テキストに加えて自身で読む必要があります。
私の経験に基づく、お勧めの書籍(学術書)を3冊紹介しました。
財務会計講義 著:桜井久勝
財務会計・入門 著:桜井久勝・須田一幸
会計のことが面白いほどよくわかる本 著:天野敦之
いずれも名著ですので、ぜひ読んでみてほしいです。
簿記1級は、「ただ頑張る」では合格できない試験です。
正しい方向性を理解して頑張った方ならば、必ず合格できます。
勉強に行き詰まっている方は、まずは一冊、お勧めの書籍から読んでみてください。

見える景色がきっと変わるよ!
以上、やぎでした!
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